本文へスキップ

地域の皆さまの美と健康に

貢献する企業を目指して

株式会社みらいファーマシーTEL.0480-67-0007

〒347-0014 埼玉県加須市川口1-9-11

みらいコラムMirai Column

気をつけようインフルエンザ!


インフルエンザってどんな病気?
インフルエンザウイルスとはインフルエンザウイルスによって起こるウイルス性呼吸器感染症で世界中で全年齢にみられる病気です。1年を通してみられる病気ですが、特に冬に流行します。
原因となるインフルエンザウイルスにはA型・B型・C型と3種類ありますが、現在流行の中心となっているのはA型とB型です。
                                            
インフルエンザの症状・特徴は?
インフルエンザの主な症状としては38℃以上の高熱や筋肉痛・関節痛などの全身症状が現れ、咳(せき)、痰(たん)、呼吸困難、腹痛、下痢などの症状を伴うこともあります。
インフルエンザの潜伏期間は1〜3日程度で、風邪よりも急激に発症し、症状が重くなることがあります。おもに飛沫感染(くしゃみや咳(せき)などで唾液や鼻水が小さな水滴となって飛び散ることで感染)でヒトからヒトへと感染していきます。
乳幼児や高齢者、持病をもっている方は重症化しやすいので注意が必要です。

インフルエンザの検査について
インフルエンザの検査は、医療機関でインフルエンザウイルスの抗原を検出する迅速キットというものを用いて診断することが多く、綿棒などで鼻の粘膜をこすり、迅速キットで約15〜30分ほどでインフルエンザに感染しているかわかります。

迅速キットがきちんと反応するには、ある程度ウイルスが増殖した状態でなければならず、インフルエンザの症状が現れてから12時間程度かかるといわれています。症状が現れてからしばらく経過してから検査をしてもインフルエンザの薬は発症から48時間以内に投与することで効果が出るといわれていますので、薬の力でインフルエンザの増殖を抑えられなくなってしまいます。ですので、正しいタイミングで受診することが必要となります。

ただし、迅速キットで判別が難しい状況でも症状やまわりの状況からインフルエンザと診断される場合もありますので、「どのような症状なのか」、「症状はいつから出始めたのか」、「身の回りでインフルエンザに罹っている人はいるか」などを受診する際にきちんと説明するようにしましょう。
       

インフルエンザの治療について
インフルエンザの治療では、「一般療法」と「薬物療法」に分けられます。
一般療法では、脱水症状にならないように水分を補給しながら、安静にして睡眠や休養を十分にとります。

また薬物療法では、インフルエンザウイルスの増量を抑える抗インフルエンザウイルス薬を使用したり、高熱や咳(せき)、痰(たん)などの各症状を和らげるために薬剤を使用します。

インフルエンザウイルスを抑える薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)は症状が出現してから48時間以内に服用しないと薬の効果が現れにくくなってしまうのため、発症後できるだけ早くに服用することが重要です。
インフルエンザを予防するには?
インフルエンザは主に冬に流行しますが、これは冬は空気が乾燥し、また寒くて乾燥した空気は気道粘膜の抵抗力を弱めるなど、インフルエンザウイルスが感染するのに好条件がそろっているためです。
インフルエンザの予防法として以下のようなことが挙げられます。

1.流行している間は人ごみを避けマスクを着用しましょう。
 インフルエンザウイルスは目に見えません。人ごみでは誰がインフルエンザに感染しているのかわからないので、いつの間にか感染してしまうことがあります。また自分が感染していて他の人に感染させてしまう恐れもあります。なので、流行している間は人ごみを避けるようにしましょう。他人からの感染を防ぎ、また他の人に感染させないためにも外出する際にはマスクを着用するようにしましょう。

2.適切な湿度を保ち感染予防しましょう。
 インフルエンザウイルスは乾燥した状態で活発に活動します。インフルエンザウイルスの活動を抑えるためにも加湿器などを使用して室内の湿度を下げすぎないようにすることが重要です。あわせて定期的に室内の換気をすることも大切です。

3.うがい、手洗いなどを忘れずにしましょう。
 インフルエンザに限らず、他の感染症でもうがい、手洗いは感染予防の基本となります。外出後などは忘れずに手洗い、うがいを忘れずにしましょう。また顔にもインフルエンザウイルスが付着している場合もあります。可能であれば洗える部分についてはなるべく洗うようにしましょう。

4.規則正しい生活をしましょう。
 これもインフルエンザに限ったことではありませんが、体力が低下している状態では感染しやすくなります。きちんと睡眠や休養をとり、バランスのとれた食事など規則正しい生活をし感染予防しましょう。

5.予防接種を有効に活用しましょう。
 インフルエンザの予防接種を受ければ絶対にインフルエンザを発症しないというわけではありませんが、予防接種をすることにより症状が重くならないなどのメリットがあります。予防接種をしたほうがよい人や反対にしないほうがよい人ということもありますので、医療機関で相談するようにしましょう。
                                 


株式会社みらいファーマシー株式会社みらいファーマシー 本社

〒347-0014
埼玉県加須市川口1-9-11
TEL 0480-67-0007
FAX 0480-65-9638